AIは「効率化」の先へ。ロータリー学友会で考える、テクノロジーで「人と人との繋がり」と「社会貢献」を増幅させる未来【イベントレポート】

2025年9月20日(土)、鹿児島県姶良市のレストラン「ristorante da cuore」にて開催された鹿児島・宮崎地区のロータリー学友会様の定例会において、弊社代表の上野和哉が「AIが拓く、次世代の学友会運営」と題し、卓話をさせていただきました。

日々多くの業務を抱え、限られたリソースで活動されている学友会の皆様に向けて、生成AIを活用した業務効率化の具体的な手法と、その先にある新たな可能性についてお話しさせていただきました。

なぜ今、AI活用が求められるのか

多くの企業や団体が「人手不足」や「コスト高」といった課題に直面しています。このような状況下で、ただ時間を浪費するだけの事務作業に追われていては、本来注力すべき創造的な活動は生まれません。

今回の卓話では、生成AIを単なる効率化ツールとして捉えるのではなく、「時間のかかる事務作業をAIに任せ、人にしかできない交流や奉仕といった本質的な活動に時間を使う」ための強力なパートナーとして活用する意義を強調しました 。

AIを使いこなすための3つの重要なポイント

生成AIの能力を最大限に引き出すためには、いくつかのコツがあります。卓話では、特に重要なポイントとして以下の3つを挙げ、具体的なプロンプト(指示文)例と共にご紹介しました。

  1. AIは「副操縦士」と心得る
    • AIはあくまでサポート役であり、最終的な判断は必ず人が行うことが重要です 。AIからの回答を「たたき台」として活用し、人間が責任を持って編集・決定する姿勢が求められます。
  2. 具体的な指示がカギを握る
    • AIに役割を与えたり(例:「あなたはプロの編集者です」)、ターゲットを明確にしたりと、具体的で明確な指示を出すことで、回答の精度は飛躍的に向上します 。
  3. 個人情報・機密情報は入力しない
    • 入力したデータはAIの学習に利用される可能性があるため、氏名や連絡先、社外秘の情報などは絶対に入力してはいけません 。

参加いただいた皆様からは具体的な業務での活用法について様々なご質問や意見をいただき、生成AIへの関心の高さを改めて実感いたしました。


まとめ:あなたのビジネスの「副操縦士」として

今回の卓話でお伝えしたAI活用術は、学友会運営だけでなく、皆様のビジネスにこそ大きなインパクトをもたらします。

弊社、合同会社BRAVISTAでは、今回のようにお話しさせていただいた生成AIの導入・活用に関するセミナーや研修のご依頼を承っております。

企業の経営者・役員、DX推進、事業責任者の皆様のみならず、様々な団体・組織で活動されている皆様を対象に、明日から現場で使える実践的な内容をお届けします。

ご興味がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。