【導入事例】特定非営利活動法人マンガプロジェクト鹿児島様
属人化からの脱却と、次世代へのナレッジ継承を見据えたAI活用。

【導入事例 / マンガプロジェクト鹿児島様】

暗黙知の言語化と
組織基盤の構築へ。

生成AI活用伴走プログラムを通じて、
リサーチ時間の約88%削減や、長年の経験の可視化を実現。

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マンガプロジェクト鹿児島様

(左から)特定非営利活動法人マンガプロジェクト鹿児島 理事長 四元 重美 様、弊社代表 上野 和哉

鹿児島を拠点に、15年前から「マンガ広告」の力で企業の魅力を発信し続けているクリエイティブ集団、特定非営利活動法人マンガプロジェクト鹿児島様。漫画家、シナリオライター、デザイナーが連携し、技術志向の強い企業の「伝えきれない想い」を可視化されています。プロデューサーである四元理事長は現在、長年のノウハウを活かした教育研修や講演事業を通じて、次世代の育成と地域経済の活性化にも尽力されています。

弊社のAI導入支援プログラムにおいて、クリエイティブ業界の先駆者としてご協力いただき、「生成AI活用伴走プログラム」を通じて、リサーチ時間の大幅削減や、長年の経験に頼っていた「暗黙知」の言語化を実現されました。今回は、理事長の四元重美様に、導入前の課題から、生成AIが「優秀な助手」へと変わった経緯、そして将来的に来るべき体制変更を見据えた展望についてお話を伺いました。

1. 導入前の課題:創業理事長への属人化と承継の不安

負担のアイコン

業務の属人化と過度な負担

四元理事長個人の経験とノウハウに業務が集中し、多忙を極めていた。

ヒアリングのアイコン

ヒアリングの表面化

相手を「おもんぱかる」あまり、深い課題に踏み込みきれないジレンマがあった。

承継のアイコン

事業承継の壁

将来的に来るべき体制変更に向け、膨大なノウハウをいかにスムーズに引き継ぐかが課題だった。

情報の散逸アイコン

情報の散逸

過去のWebサイトや古い資料が整理されず、最新のビジネスモデルが可視化されていなかった。

2. トップが語る、導入前の葛藤。

四元様
理事長 四元 重美 様
プログラム導入前に感じていた一番の課題は、私自身の「ヒアリング力」だった。40年以上この業界にいるが、相手を慮るあまり、経済的な事情などに踏み込みすぎてしまい、本当の課題を引き出しきれていない感覚があった。
また、将来に来るべき次世代へのバトンタッチに向けて、私の頭の中にあるロードマップや業務フローをどう「見える化」するか、その手法に悩んでいた。

3. 導入の成果:思考の加速と組織基盤の構築

リサーチ時間 88%削減
数時間 → 30分程度
議事録作成 75%削減
1時間 → 15分
  • 生産性のアイコン

    生産性の向上

    リサーチ業務が数時間から30分程度へ大幅短縮。議事録作成時間が約75%削減。専用プロンプトで体系化された質の高い事前調査は、商談相手からも驚きの声が上がるほど組織内外で高い評価を得る。

  • スキルのアイコン

    スキルの進化

    AIを「意思決定を早める助手」と定義し、自律的な活用が可能に。図解化(インフォグラフィック)スキルの習得により、プレゼンの質が向上。

  • 組織のアイコン

    組織・文化の変化

    業務プロセスの透明化により、次世代への引き継ぎ準備が整った。著作権・権利侵害への理解が深まり、クリエイターを守る基盤が強化。

4. 導入時に評価いただいたポイントと活用実績

導入時に評価いただいたポイント

  • 「作る仕組み」への深い理解
    ツールの提供だけでなく、AIの仕組みやプロンプト構造の解説を受けたことで、自社業務への応用が可能になった。
  • 客観的な思考の整理
    創業以来の「暗黙知」となっていた業務フローやビジネスモデルを、プロとの壁打ちを通じて言語化できた。
  • アナログの価値の再定義
    生成AIを「優秀な助手」と位置づけることで、本来大切にすべき対面でのコミュニケーションに集中できる環境が整った。
  • 安全な運用基盤
    著作権や権利侵害リスクを整理し、所属クリエイターを守りながら活用できる土台を構築できた。

実戦的なパートナーとしてのAI

幅広い業務領域で、生成AIが実戦的なパートナーとして機能しています。

  • 営業アイコン

    営業・コンサル支援

    生成AIによる事前調査の深化と、生成AIとの対話によるヒアリング項目の高度化を実現。

  • ドキュメントアイコン

    ドキュメント・情報整理

    議事録作成の自動化による事務負担軽減と、最新の事業実態に即したビジネス概要資料(マニュアル)の刷新。

  • 研修アイコン

    講演・研修コンテンツの強化

    複雑な理論をAIで「インフォグラフィック(図解)」化し、スライドの質を向上。研修カリキュラムの構成案作成も高速化。

  • 承継アイコン

    事業承継(ナレッジ継承)の準備

    理事長の頭の中にあった業務や判断基準を一覧化し、次世代への引き継ぎ資料として資産化。

5. プログラムの感想と今後の展望

対話風景

実際にプログラムを導入してみて、どのような変化がありましたか?
四元様: まず、リサーチのスピードが劇的に変わりました。生成AIを活用することで、これまで半日かかっていた企業調査が30分で完了し、しかも精度が高い。これは驚きでしたね。特に、BRAVISTAさんに作成していただいた専用プロンプトを使って生成AIで事前調査を整理したところ、クライアント様から「ここまで調べてくれたのか」と大変驚かれました。これには私たち自身も大喜びで、本当にすごい効果だと実感しています。さらに、古いWebサイトなどの情報を整理し、生成AIを使って「インフォグラフィック(図解)」に落とし込む過程で、自分たちのビジネスの特徴を再発見できました。「言葉だけでは伝わらないものを図で示す」ことの重要性を改めて実感し、今の講演活動にも即座に活かしています。

四元様のようなベテランの方にとって、AI活用はどう映りましたか?
四元様: 正直、最初は「生成AIに頼りすぎてはいけない」という思いもありました。しかし、BRAVISTAさんに伴走してもらう中で、生成AIは「自分に代わるもの」ではなく「優秀な助手」なのだと腹落ちしました。特に、著作権などの権利関係についてプロの視点でインプットを受けたことは、作家やクリエイターを守る立場として非常に大きな収穫でした。デジタルを最大限に活用するからこそ、私たちが大切にする「アナログ(対面)の価値」がより輝くのだと感じています。

最後に、これから生成AI活用を検討されている企業の皆様へアドバイスをお願いします。
四元様: 鹿児島には素晴らしい技術を持つ企業がたくさんありますが、みなさん「口下手」なんです(笑)。その「技術志向」に、私たちの「伝える力」と「AIのスピード」を掛け合わせることで、社会全体にポジティブな影響を与えていきたい。私自身は講演家として、そして組織としては次世代のメンバーへ、このAIという強力な武器を携えてバトンを繋いでいく。それがこれからの私の使命だと思っています。

編集後記

編集後記

インタビュー中、四元理事長が「AIは意思決定の速度を早めてくれる」と力強くおっしゃったのが印象的でした。長年の経験に裏打ちされた知恵と、最新テクノロジーが融合した時、これまでにないクリエイティブな力が生まれることを、私たちも確信しました。

(文・構成:合同会社BRAVISTA)