【導入事例】株式会社赤尾商事様
書類作成時間を約66%削減!不動産実務の属人化を打ち破る伴走型Claude活用支援
(左から)株式会社赤尾商事 代表取締役 赤尾和優様、弊社代表 上野 和哉
鹿児島市を拠点とする株式会社赤尾商事様は、不動産業界特有の煩雑な書類作成や情報収集に多くの時間を割かれていました。弊社の「生成AI研修」で基礎を習得した後、さらに実務に直結した課題解決を目指し、「伴走型Claude活用支援」を導入。本事例では、Claudeを活用して契約書作成時間を約60時間から約20時間に短縮した実績や、経営者としての意識改革にまで至った成功のプロセスを紐解きます。
1. 導入前の課題:膨大な書類作成と手作業の限界
高度専門性を要する案件対応と工数
造作譲渡契約書など、専門的な書類の作成は、手作業で行われており、多大な時間を要していた。
複数サイトを横断する資料収集と作成の煩雑さ
書類作成時、複数のサイトを横断して手作業で資料を収集し、印刷時の細かな余白調整まで行う必要があり、多大な労力がかかっていた。
物件検索作業の負担
お客様1名あたり平均2〜3回の検索が必要で、SUUMOやアットホームなどのポータルサイトを利用した物件検索に、月に約15時間(約2営業日)を費やしていた。
経営リソースの枯渇
実作業に追われるあまり、新規顧客の開拓や組織化といった本来注力すべき経営戦略に時間を割けない状況だった。
2. トップが語る、伴走型支援を通じた「業務の劇的変化」
3. 導入の成果:大幅な工数削減とクオリティの向上
4. 現場主導の効率化を実現するClaudeのフル活用
適材適所のAI活用基盤
本プロジェクトでは、Claudeを中心に多岐にわたる業務の効率化を実現しました。
ハザードマップや用途地域などの地図情報システムの操作など、どうしても人の目と手が必要な部分は人が行い、AIが得意な領域と役割分担することで、効果の高い業務にリソースを集中させる「適材適所の見極め」も確立しました。
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特約事項の体系化と掲示物作成
賃貸の特約事項の整理や、入居者向けのチラシなどを即時に作成し、業務の標準化を推進。
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営業提案資料とシミュレーターの導入
不動産売却諸経費シミュレーターを作成し、根拠のある提案をスピーディに行える体制を整備。
5. プログラムの感想と今後の展望
実際にプログラムを導入してみて、業務にどのような変化がありましたか? 赤尾様: 一番大きな変化は、業務の「時短」と「クオリティの向上」が両立できたこと。例えば、これまで自分で考えて作成していた不動産の査定書も、条件を入力するだけで質の高い文章をAIが出力してくれるようになり、作成時間は体感で半減しました。また、インターネット上の簡素なテンプレートからイチから作成すると膨大な時間がかかっていた書類の作成も、AIとの壁打ちを通じて大幅な時間短縮に成功しました。「自分で抱え込むよりも、AIに任せた方がいい」と、仕事への向き合い方自体が大きく変わりました。
今後の生成AI活用や、事業展開についてどのような展望をお持ちですか? 赤尾様: これまで一人で事業を進めてきましたが、今回のAI活用を通じて「組織化」のイメージが明確に持てるようになったことが最大の収穫です。AIへの指示出しで培った「業務の言語化」スキルを活かし、これからは自分自身は本来集中すべき案件獲得などのコア業務に専念し、AIを活用しながら組織拡大やスタッフの採用にも取り組んでいきたいです。
最後に、これからAI導入を検討されている同業の皆様へアドバイスをお願いします。 赤尾様: 不動産業界はとにかく「スピード」が命とされる業界です。これからますますAIが普及していく中で、同業他社がAIを使って業務を高速化・高品質化しているのに、自分たちだけが使っていないとなると、かなり不利な状況に立たされてしまいます。導入を迷っている方がいるなら、「絶対に今すぐやった方がいい」と強くお勧めしたいです。
編集後記
「AIが日々の業務に不可欠なツールとして定着した」という言葉が示す通り、赤尾様のAI適応力と実践力には驚かされるばかりでした。不動産実務ならではの現場感覚を大切にしながら、効率化と品質向上を両立させた株式会社赤尾商事様の今後のさらなる飛躍が楽しみです。
(文・構成:合同会社BRAVISTA)







